2021年8月21日土曜日

十角館の殺人 [綾辻行人氏]【10秒書評】


十角館の殺人(新装改訂版) 


[著者] 綾辻行人氏

[おすすめ度] ★★

[読みやすさ] ★★

[トリック] ★

映画、本、漫画が見放題のU-NEXT(31日間無料)

十角館の殺人 ひとこと



純粋なミステリー小説をお勧めするのはおそらく初めてですが、「犯人が誰か分からなくて最後は驚かされたい!」というミステリーの醍醐味を味わいたければ、間違いのない名作です。


最初に書かれたのはなんと私が生まれる前で、設定の古さや荒さを修正した(作者は本作がデビュー作)新装改訂版は2007年に出されました。
 
ミステリー小説あるあると言いますか、携帯(今ではスマホ)をどう使わせなくするかは重要であり、新装版は設定も納得です。

2021年現在もツイッターの読書好き界隈では、毎日のようにミステリー初心者の驚きツイートが流れてくるほどの鉄板中の鉄板。


何より、日本版『そして誰もいなくなった』と言っても過言ではない、シンプルですが記憶から消えないトリックが隠されています


この前の特別ドラマ『そして誰もいなくなった』で感化されて、読んだのは随分前ですが書評を書きたくなりました。

ご都合主義の(推理の余地すらない)ミステリーが多い中、この1冊は読みごたえ抜群です。

十角館の殺人





※詳細は画像より

映画、本、漫画が見放題のU-NEXT(31日間無料)


==============================

著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

==============================



ブログホーム



親ブログ: 『一歩世界へ』


7年続く親ブログ。毎週の世界経済を軸に、英語習得や時々のみプライベートも言葉にします。


◇その他スピンオフブログ◇


科学する投資&ギャンブル術


株と競馬を中心に、投資とギャンブルの原理原則を学べる場。


5武将と巡る戦国50年


戦国時代50年を5人の武将で整理しながら学べる場。




0 件のコメント:

コメントを投稿