2019年9月20日金曜日

【お金】キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編 [井上純一氏]

[著書名] キミのお金はどこに消えるのか 令和サバイバル編
 
[著者] 荘司雅彦氏

[おすすめ度] ★★ 

[読みやすさ] ★

[知識習得] ★

[ひとこと]


面白いし漫画で読みやすいし勉強になるしでかなりお気に入りの一冊。

本書は経済の話をする夫とサポート役の中国人妻(キャラとしてめちゃくちゃ可愛い)が漫画で掛け合いをしながらお金やマクロ経済学について講義する一冊。

続編の本作のテーマは消費税やインフレ、不確実性や社会保障、不動産や消費など、身近で大切なものばかり。

私自身は経済をそれなりに学んできているが、それでも著者の考え方に気付かされたりより強く意識するようになったりと非常に面白かった。

特に一貫して本書では消費税を上げるのは逆効果であり、消費を上げることが経済全体に最もプラスであるという論理を展開している。漫画できちんといろんな考えがあることや正論ばかりではダメということも言及しながらも、日本政府について軽いタッチでしかし真剣に考えられるきっかけになると思う。大学の准教授も監修しており経済の概要を素早く学びたい人にもお勧めできる。

個人的なお気に入りは中国人妻なのだが、単に漫画を楽しませるキャラだけではなく、中国という経済成長している国から来ている部分もきちんと経済の話に反映させており、なるほど人気が出る完成度だなと納得した。




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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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【ライフ】最適な「人生のペース」が見つかる 捨てる時間術 [若杉アキラ氏]

[著書名] 最適な「人生のペース」が見つかる 捨てる時間術
 
[著者] 若杉アキラ氏

[おすすめ度] ★★ 

[読みやすさ] ★

[知識習得] ★

[ひとこと]


仕事漬けだったが子供との時間を大切にするために仕事も人生も最適化した著者が贈る時間術。単にムダを無くすなり効率テクニックに留まらず自分にとって本当に大事なものは何かを考えさせられる。なかなかお気に入りの一冊になった。

仕事、お金、人間関係などいくつもの章に分けた上で、それぞれの最適化を示している。個人的にはやはり仕事の話が一番面白かった。

基本的にはムダな仕事はしない、ムダな人間関係はしない、お金が稼げてもムダな残業はしない、ムダな見栄は張らない、など当たり前に聞こえる話ばかりなのだが、とは言えやってしまうのが現実である。(残業はしないが)

そこに対し、例えば「人間関係は損得勘定で考える」など、強く言い切ってもらえることで勇気が出る。著者は起業した上で週3しか働かないが、普通では手に入らない生活をするためにはやはり八方美人ではなく決断が必要なのだと再認識した。

1つ買ったら3つ捨てる、3年使っていないものは捨てる、捨てる際には写真を撮ると満足できる、など具体的なテクニックもあり、何度も読み返してちょくちょく生活を改善できる実践本だと思われる。

なんとなく手に取り開いたページを試してみたくなる一冊である。






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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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2019年5月11日土曜日

【子育て】1人でできる子になるテキトー子育て [はせがわわか氏]

[著書名] 1人でできる子になるテキトー子育て 世界トップ機関の研究と成功率97%の実績からついに見つかった!
 
[著者] はせがわわか氏

[おすすめ度] ★★ 

[読みやすさ] ★

[知識習得] ★

[ひとこと]


巷では「子供を東大に何人入れた」や「子供をビリでギャルにした…」などサンプル数人やそもそも遺伝だろという母親本、ビリでギャルの方は完全な失敗作…と本題からずれるのでこのへんにしておくが、子育てに安易に試すべきでない本も多いと思う。

その中でこの本は母親でもある著者の経験オンリーではなく、エビデンスベースの方法を試しながら200人以上の母親のフィードバックも取り入れており、参考になる仮説であることは間違いないと考える。

・「なんでなんで」と聞かれても「そういうもの」と答えて構わない

・「~しちゃダメ」と言わない

・ジコチューでも気にしない

・おやつをおあずけにしない


などなど、「テキトー子育て」としながら多くの親が必死に子供と戦うケースを否定している。子供とのコミュニケーションや遊び、生活習慣について、一理ある理由と共に新しい提言をしているのは面白いし心強くもある。

もちろん表面だけを取らず「テキトーとは何か」の本質を考える必要はあるが、子供を委縮させない育て方を私自身はしたいなと思わせてくれる一冊。




※詳細は画像より


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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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2019年5月5日日曜日

【法律】 13歳からの法学部入門 [荘司雅彦氏]

[著書名] 13歳からの法学部入門
 
[著者] 荘司雅彦氏

[おすすめ度] ★★ 

[読みやすさ] ★

[知識習得] ★

[ひとこと]


サラリーマンを経験してから30歳で司法試験に合格し弁護士になった著者が、自由とは何か、憲法とは、法律とは何かを分かりやすく書き下ろした一冊。

法にまつわる世界の歴史を辿ると共に、自由や正義という根本部分にも語り掛けるように書かれており、憲法と法律に関する本の中で最初に読むことをお勧めできる。

司法の仕事をしなくても大人になれば様々な法律や契約と(気付いていなくても)関わって生きるわけで、部分的な話に入る前に自由権や権利そのものへの理解を深めるためにも良書だと思う。

すでに9年近く前の本だが普遍的な内容であり全く色あせていない。




※詳細は画像より


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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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2019年4月29日月曜日

【科学】 もっと言ってはいけない [橘玲氏]

[著書名] もっと言ってはいけない
 
[著者] 橘玲氏

[おすすめ度] ★★ 

[読みやすさ] ★

[知識習得] ★

[ひとこと]


3年弱前に大ヒットしこのブログでも当然書いた言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書) [ 橘玲 ]の続編。

知能も精神疾患も犯罪も「遺伝」である。

特に日本では馴染みのない遺伝決定論を、すでにブランドのある著者が分かりやすく上手い切り口で日本に広めた前作。その続編としてより日本やアジアに特化した話が書き込まれている。

・日本人の3人に1人は実は日本語が読めない(理解できていない)

・日本人でパソコンを使った基本的な仕事ができる人は1割以下

など、なるほど…と思わされるデータが今回も詰められている。

前作ほど目新しさはないが、著者のファクトベースの論陣で相変わらず納得感のある1冊に仕上がっている。




※詳細は画像より


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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
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  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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2019年4月28日日曜日

【映画】 グリーンブック

[作品名] グリーンブック 


[おすすめ度] ★★  

[構成・展開] ★★

[面白さ] ★★★★


[感情移入度] ★★


[ひとこと]


第91回アカデミー作品賞を受賞したグリーンブック。

黒人の天才ピアニストが1962年のアメリカ最南部でのツアーを決意。運転手兼ボディーガードに選んだ(黒人嫌いの)イタリア系アメリカ人と共に旅する実話をもとにした作品。

永遠のテーマである人種差別。この作品もアカデミー賞を獲るくらいだからテーマ性重視の作品…かと思いきや、とにかく「面白い」のである。主人公のイタリア系アメリカ人(トニー・リップ)が抜群の輝きを放ち、あっという間にこの作品を好きにさせてしまう。

2017年に同じくアカデミー作品賞を獲り、まさにこのブログで「デートで観たら一巻の終わり」と酷評したムーンライト Blu-ray スタンダード・エディション【Blu-ray】 [ トレヴァンテ・ローズ ]も人種やあれは同性愛もテーマにしてるが、メッセージ性が強すぎる、と言うか独りよがりの文学的過ぎて耐性のある私ですらきつかった。(ちなみにグリーンブックで準主役のまさに黒人ピアニストはムーンライトにも出演している)

それに比べてこの作品はキャラクターとリズム感が抜群によく、とは言えきちんとメッセージ性や残るシーンもあり、物語を通し2人共が成長していく王道の構成になっている。

今年のアカデミー賞は特定の要素に偏らず完成度で決めたのかな、と個人的には納得の作品だった。

※ミュージカルではないものの時折挟まれるピアノもまた素敵。ぜひお勧めしたい。




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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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2019年4月17日水曜日

【政治】 平成史 [保阪正康氏]

[著書名] 平成史
 
[著者] 保阪正康氏

[おすすめ度] ★★ 

[読みやすさ] ★

[知識習得] ★

[ひとこと]


80歳になるノンフィクションライターであり評論家の著者が、主に政治の側面から平成を考察する一冊。著者は複数のヒット作を持ち昭和史の研究で受賞もしており、昭和との対比は折り紙付きだと思われる。


先ず、昭和の終わりに生まれた私には肌感覚すら無いが、前提として昭和に比べて平成は政治の劣化が著しいようです。昭和の国会では自らの思想や信念を武器に論客がぶつかり合ったようだが平成はご覧の通り。

元凶は単純で小選挙区比例代表制である、という話から始まります。そこから天皇や世界史との位置づけ、平成に起きた事件なども考察されていきます。

政治については抜群の知識が詰まっており、例えば小泉政権時にも著者は書き込んでいるようですが政治の裏側や「手法」も深堀りでき、結論としてはやはり劣化に行きつく論法が取られています。

悲しいかな平成を語る上で阪神淡路大震災やオウムの事件も考察されています。こんな博識な著者に異論を挟む気は毛頭ありませんが、特にオウムの事件を平成の空気感のようなものに紐づけるのは本当かなあ…と思いたくはなりました。

平成を考察する本は他にもたくさん出ておりますが政治好きにはマストな一冊ではないでしょうか。一方で平成は(歴史は)もちろん政治だけではなく、個人的にはテクノロジーからも振り返ってみたいなあと感じました。


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平成史 (平凡社新書) [ 保阪 正康 ]
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※詳細は画像より


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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
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  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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7年続く親ブログ。毎週の世界経済を軸に、英語習得や時々のみプライベートも言葉にします。


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