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2021年6月24日木曜日

グリーンブック【おすすめ映画ひとこと評論】




グリーンブック【おすすめ映画ひとこと評論】



[おすすめ度] ★★  

[構成・展開] ★★

[面白さ] ★★★★


[感情移入度] ★★

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グリーンブック ひとこと



第91回アカデミー作品賞を受賞したグリーンブック。

黒人の天才ピアニストが1962年のアメリカ最南部でのツアーを決意。運転手兼ボディーガードに選んだ(黒人嫌いの)イタリア系アメリカ人と共に旅する実話をもとにした作品。

永遠のテーマである人種差別。この作品もアカデミー賞を獲るくらいだからテーマ性重視の作品…かと思いきや、とにかく「面白い」のである。主人公のイタリア系アメリカ人(トニー・リップ)が抜群の輝きを放ち、あっという間にこの作品を好きにさせてしまう。

2017年に同じくアカデミー作品賞を獲り、まさにこのブログで「デートで観たら一巻の終わり」と酷評したムーンライト Blu-ray スタンダード・エディション【Blu-ray】 [ トレヴァンテ・ローズ ]も人種やあれは同性愛もテーマにしてるが、メッセージ性が強すぎる、と言うか独りよがりの文学的過ぎて耐性のある私ですらきつかった。(ちなみにグリーンブックで準主役のまさに黒人ピアニストはムーンライトにも出演している)

それに比べてこの作品はキャラクターとリズム感が抜群によく、とは言えきちんとメッセージ性や残るシーンもあり、物語を通し2人共が成長していく王道の構成になっている。

今年のアカデミー賞は特定の要素に偏らず完成度で決めたのかな、と個人的には納得の作品だった。

※ミュージカルではないものの時折挟まれるピアノもまた素敵。ぜひお勧めしたい。

グリーンブック

 

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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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2021年6月16日水曜日

LA LA LAND【おすすめ映画ひとこと評論】

【おすすめ映画】LA LA LAND



[監督] Damien Sayre Chazelle


[おすすめ度] ★★★

[構成・展開] ★★

[音楽] ★★★★

LA LA LAND ひとこと



『君の名は。』ぶりに映画について書きます。


前置きとして、私は本は発売当日に買いますが、映画は一先ず評判を待ちます。

本は「間違えた」と思えば即辞められますが、映画は2時間耐えねばならず、誰かを誘った場合には申し訳ないので。。


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さて、遅ればせながら『ララランド』ですが、毎日サントラを聞きながら映画のシーンを始まりから終わりまで回想するぐらい気に入りました


活字に過適応しがちなため、実はミュージカル映画がかなり苦手であり、今まで何度もチャレンジしては映画の冒頭で「やっちまった…」と後悔してきました。

そのため、このララランドでも冒頭の方は正直「まずいな…」と思いながら観ていたのですが、ジャズがストーリーにも音楽にも深く入り込んでからは一気にはまりました

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ストーリー自体はシンプルで「夢を追う男女」というアメリカ映画の王道であり、話題になる終わり方もじっくり考えてみてもあれが映画としてベストで、完成度も当然高い作品だと思います


しかし、この作品をここまで圧倒的にしているのはやはり音楽です。


映画の冒頭で流れる音楽に「まずいな」と感じましたが、映画を通してアレンジされながら何度も流れるうちに大げさではなく惚れてしまい、あれから毎日聞いています。(無論今もBGMに流しながら)


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また、私自身20年以上前から弾きますが、ピアノがとにかく最高です。

ジャズというコアなファンがいる一方で音楽の中では衰退していく世界を描いているのも、作品の世界観と絶妙に合います


正直最後は「やっぱアメリカ映画だな」とも感じましたが、私のように夢なんて物を追いかけたことがある人間には、作品に散りばめられた「儚さ」も味わえるのではないでしょうか


恋愛ものは小説もドラマも映画も断固拒否の私ですが、この作品だけは「終わり方」について語りたくもなります。

その恋愛要素もそうですが、夢要素と何より音楽を持って帰れる素敵な映画だと思います。

【おすすめ映画】LA LA LAND





※サウンドトラック




※ピアノ楽譜



最後に、ヒロインは私と同い年、監督はなんと32歳…。

こんな天才たちがこれからも作品を作ってくれるなんて、映画に感謝。


YouTubeに移行しましたのでよければ遊びにきてください


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著者:ひさなお

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2021年6月11日金曜日

グレイテスト・ショーマン【おすすめ映画10秒評論】

グレイテスト・ショーマン 



[おすすめ度] ★★  

[構成・展開] ★★

[音楽] ★★★★


[余韻・リピート欲] ★★


グレイテスト・ショーマン ひとこと



こんな映画ブログも書くほど映画好きな私ですが、恋愛ものとミュージカルは全く合いませんでした。が、1年前に心を持っていかれた『LA LA LAND』の影響で、今回の『グレイテスト・ショーマン』も必ず観ようと。

観ようと思いつつ時間が全然取れない…という話を飲みながらしていて、ならばとそのまま勢いで往復3時間かけてレイトショーで観てきました。時間あるじゃんかと。笑


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さて、総括からすると、サントラを買って映画をなぞり楽しみつつ、2回目観に行ってサントラとの微妙な違いを一人嗜むべき実に完成度の高いミュージカル作品だと思います。


当然ながらミュージカル作品ですし、例えばララランドに比べてもストーリーはシンプルです。映画を観に行くというよりショーを楽しみに行く方が近いかもしれません。個人的にはシンプル故に残るメッセージも好感でしたが。


しかし何より音楽。

ララランドはストーリーに絡めて音楽を好きになるタイプだとすると、グレイテスト・ショーマンは全曲が圧倒的な存在感を持ち音楽そのもので体中が満たされます。緩急もつけずに「これがショーだぞ」と曲だけで圧倒される作品です


2時間の鑑賞中はこれでもかと良質の音楽を浴び、帰ってから音楽を聴きなおして受け皿からこぼれた名曲を丁寧に拾っていくのが実に楽しい


音楽の趣向ではジャズが好きですのでララランドの方がより好きな部分が多いかな…という気もしますが、好き嫌いなどこの作品の前では微々たるもの。

ララランド、グレイテスト・ショーマンと、1年に1物語こんな素敵な音楽映画が世の中に出続けてくれたら素敵ですよね。


グレイテスト・ショーマン


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サントラ。先ずは映画館でぜひ!


(この記事を書いたのは2018年3月ですが、その後筆者は結婚式でもグレイテスト・ショーマンを使いました笑)

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2021年6月2日水曜日

ボヘミアン・ラプソディ【おすすめ映画10秒書評】

ボヘミアン・ラプソディ【おすすめ映画10秒書評】 



[おすすめ度] ★★  

[構成・展開] ★★

[音楽] ★★★★


[余韻・リピート欲] ★★


ボヘミアン・ラプソディ ひとこと


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ひとこと映画評論も50記事を超えてきまして、話題作は避けようと思いつつ本作は書かないと。

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先ず、前半は正直「これがなぜあんな評判なのだろう?」と入っていけなかったです。

展開が早過ぎて人物に共感できないし、困難を超えて成功を掴む型の成り上がり物語ではないです。世代でもファンでもないので前半の音楽も個人的には盛り上がりません。気が付いたらスターになっていて、「クイーンてこんな音楽だったんだ」という程度。


しかし…、中盤からやられます。最初は音楽よりも物語、この映画では「葛藤」というテーマに持っていかれます。同性愛なりマイノリティを武器にした映画や小説は無数にありますが、この映画の描き方は重過ぎずくどくなく、けれどクイーンでしか伝えられない構成になっていてしっかり残ります。

私ですらフレディはゲイであり若くして亡くなったのは知っていましたが、分かっていても引き込まれる物語は上手いなあと。


そしてもちろん醍醐味は音楽。最後のライブは鳥肌が立つほど圧巻であり(連れは号泣。笑)、このライブを聞くために映画をリピートしても十分に元が取れます。映画館で低音を感じないともったいない。


最後に、映画だけを観るとタイトルはいまいちピンと来なく(笑)、クイーンのことを調べるうちにそこそこなるほどと思えました。

全く世代ではない私も当然のごとくクイーンを聞きまくるようになり、まるで映画評論家が使うような安い表現ではありますが、フレディは確かにこの映画で生き返ったのかなあなんて思ってしまいます。

ボヘミアン・ラプソディ





もはやサントラ目的でこの種の映画を観るのですが、もちろん最高ですが日本で有名なあの曲は入っていないのでご注意を(映画観ながらあれ?と思っていましたが)。その理由も調べていくと面白いですよ。



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バトル・オブ・ザ・セクシーズ【おすすめ映画ひとこと評論】


バトル・オブ・ザ・セクシーズ【おすすめ映画ひとこと評論】 



[おすすめ度] ★★ 

[構成・展開] ★★

[時代感] ★★★★


[色気] ★★


[演技力] ★★

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バトル・オブ・ザ・セクシーズ ひとこと



男子テニスと女子テニス。観客数は同じなのに女子の賞金は男子の10分の1…。

本作は1970年代の実話をもとに、男女平等を求めて戦う女性テニスプレーヤーを描いています。


主演は『ラ・ラ・ランド』でも主役を演じたエマ・ストーン。(ラ・ラ・ランドの次作品)

「同じ女優だよな…?」と分かっていても本気で疑うほど容姿まで異なる圧巻の演技力に加え、構成はシンプルながら最後の試合には感情が入り込んでしまう巧みなテンポ


更に、男女の戦いと並び本作品のもう一つのテーマである「同性愛」。

エマ演じる主人公(男性と既婚)が恋に落ちる相手女性のあまりの色気に、「誰だこの女の子は」と調べ上げるとまさかの私よりもけっこうな年上。これは日本版Wikiが間違っているなと本気で英語で調べるほどの驚き…。


男女平等と同性愛というともすると重くなるテーマですが、一切の不快さが無く、一方で映画の醍醐味である「残るシーン」も散りばめられた完成度の高い作品だと思います

バトル・オブ・ザ・セクシーズ



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2019年2月17日日曜日

【映画】 未来のミライ

[作品名] 未来のミライ 


[おすすめ度] ★  

[構成・展開] ★

[細田守ワールド] ★★★★


[余韻・リピート欲] 


[ひとこと]


10年近くで累計1000記事ほど様々なブログを書いてきました。その中でも「映画ひとこと評論」は評判がよく他に比べてポジティブだからかなとか推測しているのですが、本日は批評よりで。笑


細田守作品。

好きな作品がある一方で、最近はどんどん残念になっていく気がしています。ここでは触れませんが特に彼が作った「ワンピースの映画」が実はあるのですがあれは悍ましい。全く冗談ではなく彼はワンピースをグロいホラーに描いたのでワンピースファンとしては一生許せない。。


さて、すみません本作「未来のミライ」ですが、伝えたいメッセージもよく分からず構成も単調。家族や兄弟の絆を描きたかったのかなと(それ以外に無いので)考えても、キャラクターや展開で深みを出すわけでもなく。

兄弟としても親の年齢としてもど真ん中で共感できるはずの私ですら「これで感動するだろ?」とお約束で進む話に何の感情も抱けず、突如謎の「細田守ワールド」が挟み込まれて早々に無理だなと。


細田守氏はすでに常人をはるかに超えるエンタメ貢献を世の中に生み出しているわけですが、これからは名前で金を集め搾り取るだけ搾って消えていくのかなあと思うとつらくもなります。

本格ホラーに専念すればいいのにとか思ってみたり。本当はロックを歌いたいけど先ずは大衆受けを狙った歌手もいくらでもいるのですし。笑





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2018年5月6日日曜日

【映画】 キセキ -あの日のソビト-

[作品名] キセキ -あの日のソビト- 


[おすすめ度] ★★  

[構成・展開] ★★

[爽やか度] ★★★★


[GReeeeN聞きたくなる率] ★★


[ひとこと]


GReeeeNの結成と『キセキ』誕生までの実話をもとにした映画。

これだけ売れても歯科医との両立のために顔を出さないというGReeeeNに、「せめてDVD買って印税送ろう」と思えるほど好感度が更に飛躍する作品。

GReeeeNのボーカルの実兄で、彼らを含め100組以上を手掛けるらしい音楽プロデューサーを演じた松坂桃李の好感度まで上がってしまうから悔しいがあっぱれ。


物語は実話に基づいているとのことで、大きな事件や複雑な構成はないものの、青春をソフトに描く世界観は観ていて楽しい。音楽、夢、才能と大きな要素はあるが、どれかに偏り過ぎず「意外にいい映画観たな」と余韻も爽やか。


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もう10年近く前になる「ROOKIES」のドラマ主題歌でGReeeeNを知りました。

ROOKIESの俳優陣は原作顔負けに次々と警察のお世話になっているようですが、GReeeeNはどの曲を聞いても本当に好きです。


これからも変わる事なく素敵な曲を世に出して欲しいです。そしていつか大きなチャリティライブなんかで初顔出しをしてもらえたら、おじさんマネーを持って馳せ参じられればと思います。


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2018年1月14日日曜日

【映画】 破門 ふたりのヤクビョーガミ

[作品名] 破門 ふたりのヤクビョーガミ 


[おすすめ度] ★★ 

[構成・展開] ★★

[テンポ・面白さ] ★★★★


[演技力] ★★


[ひとこと]


好きな作家である黒川博行氏の小説「疫病神シリーズ」で、直木賞を受賞した『破門』の映画化バージョン。

実は3年前からスカパーで濱田岳と北村一輝のダブル主演で実写化はされており、原作ファンとしても「これ以上ない二人」だと思っていたので、今回の映画化は期待と不安が半々でした。

映画の方の二人は、佐々木蔵之介と関ジャニの横山くん。もちろん唯一で最大の不安要素は、濱田岳が演じた役を横山くんがどこまで演じられるか。。

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私の感想は、横山くんが濱田岳とは違った味を出しており、下手に演技をしない姿が原作のキャラクターにも相性がよく、彼のキャストに相当なセンスを感じました。

佐々木蔵之介もさすがの演技力で、満足度の高い作品になっていたと思います。


物語自体は原作に忠実で、私が好きな(?)金融ヤクザネタを軸に、非常にテンポのよい笑いを詰め込みながら現実離れしない構成です。小説は私が好きな(?)不動産ヤクザネタが散りばめられていますが、誰でも楽しめる話になっています。


直木賞の物語を安定とポジティブサプライズの演技で作り上げており、映画もシリーズ化して欲しいくらいです。


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↑DVD


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↑小説



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2017年12月30日土曜日

【映画】 武曲 MUKOKU

[作品名] 武曲 MUKOKU 


[おすすめ度] ★★☆ (映画は相当難しい) 

[構成・展開] ★★

[文学度] ★★★★


[演技力] ★★


[ひとこと]


小説が原作で、綾野剛主演の映画です。

と言うか登場人物は主に2人だけで、8割は綾野剛の映画と言えます。(原作は残り2割の少年側がメインで映画と構成が相当異なります)


私は映画から先に観たのですが、正直大半の人にはお勧めできない一方、映画好きを自負する方にはぜひ観て欲しいです。


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内容には触れませんが、先ず物語の半分が経っても「…一体何の映画だこれ?」と戸惑います。

物語の全体像が見えず、一切「面白さ」は無く、物語を追う「目的」が見つけられません


しばらくして、私は「なるほどこれは文学か」と解釈できてからようやく少しだけ落ち着けました。

映画では剣道は一要素でしかなく、生と死をテーマに己自身と戦い続ける文学作品になっていると思います


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高校生の爽やかスポーツ映画として軽い気持ちで観ると途中で心が折れます。笑 
 
一方で、綾野剛の迫真の演技と、疲労感と共に記憶に残る深い世界観に、「映画を観た」感覚を久しぶりに味わいました


観るからには覚悟を持ってどうぞ。体力に余裕のある休暇中がお勧めです。笑


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↑映画版


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↑原作



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2017年11月3日金曜日

【映画】 関ヶ原

現在はYouTubeにおります!

[作品名] 
関ヶ原 


[おすすめ度] ★★ 

[構成・展開] ★★

[合戦] ★★★★★(圧巻)


[歴史知識] ★★


[ひとこと]


個人的には2017年のNo1映画かもしれません。


確かに私は筋金入りの歴史好きだと思われ、常にランキング1位か2位の戦国ブログを持っていますし(5武将と巡る戦国50年)、歴史小説を書いてみたらビッグタイトルの最終選考まで進んでみたりしました。(あれ以上を書くのはしんどいからもう撤退。笑)


ただ、関ヶ原の名前しか知らない人でも楽しめる、を超えて魂が震えて涙が出る作品だと思います。


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「本能寺の変」と合わせて最も語られ書かれ映像にもなってきたのが関ヶ原の合戦でしょう。
 
この合戦その物について書き出したら書評を読む方が映画を観るより長くなるので割愛します。笑


が、この映画の原作は司馬遼太郎氏です。


司馬遼太郎氏は坂本龍馬とこの石田三成を美化しすぎた(それだけ影響力のある作品)とは思いますが、原作としても映像としても「日本一の関ヶ原」だと考えます


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最近では大河ドラマの『真田丸』が大人気となりましたが、あの作品では関ヶ原の合戦は1分すら描かれなくて別の話題になりました


確かに、間違いなく「歴史を決めた」戦いでありながら、今回の主人公である石田三成側の西軍は瞬く間に負けてしまうわけです。


この映画で三成を演じた岡田君が大河ドラマで演じた黒田官兵衛は、同時刻に「九州における関ヶ原」を戦っていました。

三成がここまで早く負けていなければ、東北の上杉や真田、九州の黒田など、最強家康の首を虎視眈々と狙う勢力によって歴史は変わっていたかもしれません


黒田官兵衛の天下取りを阻止したのが、家康側で大活躍してしまった息子の黒田長政であるなどいくらでも話題は尽きないのですが、とかく2時間半の長編映画でここまで関ヶ原を描き切った作品は後にも先にも無いと思います。


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最後に長文欲を抑えて見どころを2つに絞るとします。


こんな言葉が残っています。


三成に、過ぎたるものがふたつあり。
島の左近に佐和山の城。


歴史好きにファンの多い島左近です。

彼は三成が自分の給料の半分という破格の値段で家来にした猛将です。


石田三成が全然メインではない歴史物語でも必ず三成の隣には強そうな男が立っているものですが、ぜひこれを機に覚えて下さい。


ほぼ孤立無援に陥ってしまう石田三成を、最後まで支え続けた島左近


この映画でも堪らない味を出しています。


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そしてもう一つが合戦です。


これ以上は出てこないと思われる圧巻の迫力

かつどんな細かいシーンにも丁寧に歴史知識を詰め込んだ、本当に完成度の高い作です。


「細かい部分までよく歴史を勉強しているな」と偉そうに感心していましたが、よく考えると司馬遼太郎氏の作品を読んで歴史を勉強していたのは私でした。笑


DVD購入間違いなしの作品です。


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最後に、完全な趣味でありどこにも拡散していないものの、時間をかけてランキングトップを維持している戦国ブログです。


5武将と巡る戦国50年


歴史を動かしたイベントを1記事1分で順番通りに描いています


丁寧に作り上げたい作品ですので、好きな方のみこっそり覗いてみて下さい。


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原作。せっかくこんなに歴史の長い国に生まれて、歴史を嗜まないまま終えるなんてもったいないかと。


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