2017年11月3日金曜日

【映画】 関ヶ原

[作品名] 関ヶ原 


[おすすめ度] ★★ 

[構成・展開] ★★

[合戦] ★★★★★(圧巻)


[歴史知識] ★★


[ひとこと]


個人的には2017年のNo1映画かもしれません。


確かに私は筋金入りの歴史好きだと思われ、常にランキング1位か2位の戦国ブログを持っていますし(5武将と巡る戦国50年)、歴史小説を書いてみたらビッグタイトルの最終選考まで進んでみたりしました。(あれ以上を書くのはしんどいからもう撤退。笑)


ただ、関ヶ原の名前しか知らない人でも楽しめる、を超えて魂が震えて涙が出る作品だと思います。


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「本能寺の変」と合わせて最も語られ書かれ映像にもなってきたのが関ヶ原の合戦でしょう。
 
この合戦その物について書き出したら書評を読む方が映画を観るより長くなるので割愛します。笑


が、この映画の原作は司馬遼太郎氏です。


司馬遼太郎氏は坂本龍馬とこの石田三成を美化しすぎた(それだけ影響力のある作品)とは思いますが、原作としても映像としても「日本一の関ヶ原」だと考えます


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最近では大河ドラマの『真田丸』が大人気となりましたが、あの作品では関ヶ原の合戦は1分すら描かれなくて別の話題になりました


確かに、間違いなく「歴史を決めた」戦いでありながら、今回の主人公である石田三成側の西軍は瞬く間に負けてしまうわけです。


この映画で三成を演じた岡田君が大河ドラマで演じた黒田官兵衛は、同時刻に「九州における関ヶ原」を戦っていました。

三成がここまで早く負けていなければ、東北の上杉や真田、九州の黒田など、最強家康の首を虎視眈々と狙う勢力によって歴史は変わっていたかもしれません


黒田官兵衛の天下取りを阻止したのが、家康側で大活躍してしまった息子の黒田長政であるなどいくらでも話題は尽きないのですが、とかく2時間半の長編映画でここまで関ヶ原を描き切った作品は後にも先にも無いと思います。


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最後に長文欲を抑えて見どころを2つに絞るとします。


こんな言葉が残っています。


三成に、過ぎたるものがふたつあり。
島の左近に佐和山の城。


歴史好きにファンの多い島左近です。

彼は三成が自分の給料の半分という破格の値段で家来にした猛将です。


石田三成が全然メインではない歴史物語でも必ず三成の隣には強そうな男が立っているものですが、ぜひこれを機に覚えて下さい。


ほぼ孤立無援に陥ってしまう石田三成を、最後まで支え続けた島左近


この映画でも堪らない味を出しています。


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そしてもう一つが合戦です。


これ以上は出てこないと思われる圧巻の迫力

かつどんな細かいシーンにも丁寧に歴史知識を詰め込んだ、本当に完成度の高い作です。


「細かい部分までよく歴史を勉強しているな」と偉そうに感心していましたが、よく考えると司馬遼太郎氏の作品を読んで歴史を勉強していたのは私でした。笑


DVD購入間違いなしの作品です。


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最後に、完全な趣味でありどこにも拡散していないものの、時間をかけてランキングトップを維持している戦国ブログです。


5武将と巡る戦国50年


歴史を動かしたイベントを1記事1分で順番通りに描いています


丁寧に作り上げたい作品ですので、好きな方のみこっそり覗いてみて下さい。


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原作。せっかくこんなに歴史の長い国に生まれて、歴史を嗜まないまま終えるなんてもったいないかと。




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著者:ひさなお

 TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
 慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。

  第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。 

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