[おすすめ度] ★★★☆☆
[構成・展開] ★★★☆☆
[心に残る度] ★★★★★
[後味] ★★★★☆
[ひとこと]
「こんなブラックなとこ本当にあるのか?」と思える会社で働き、心身ともに限界に追い詰められ電車のホームで倒れかけた主人公……を間一髪のところで「謎の同級生(福士蒼汰)」が助けることで物語は始まります。
メインの登場人物は少なく、「謎と真実」を巡る展開もありますが基本的にストーリーもシンプル。
酷評も割と見られた映画でしたが、私は重すぎず、けれど大事なメッセージが薄まらずに伝わる構成に好感でした。
映画だけ見ている評論家とやらにはリーマンの生き様は分かるまい、とか思ってみたり。
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もちろん現実ではこれよりも残酷なブラック企業が蔓延し、セクハラやパワハラや名前も付けられない「攻撃」で人間が死にまで追いつめられています。
できたらそうした視野狭窄に陥る前にこの作品を見ておき、「会社を辞めることは悪ではない」という大前提を頭の片隅に入れておくのもよいと思います。
主人公のあの姿を見れば、(今は)仕事全く問題ない私ですら「ちょっと今から……」と一瞬頭のリミットが変に外れかけました。笑
ちなみに主演は福士蒼汰くんかもしれませんが、私が主人公と呼んでいるのはもう一人のメイン。
その彼は、実はソフトバンクホークスの工藤監督の息子です。全く本編に関係ないですが、知らなかった人へ念のため。笑
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こちらが原作。 |
◇他のひとこと映画評論(抜粋)◆
『22年目の告白 ‐私が殺人犯です‐』
『LA LA LAND』
『君の名は。』
本専門の私のメルカリページ
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著者:ひさなお
TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。
第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。
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