[おすすめ度] ★★★☆☆
[構成・展開] ★★★★☆
[藤原竜也度] ★★★★★
[映像] ★★☆☆☆ (人によってはトラウマになる)
[ひとこと]
藤原竜也の真骨頂が観られるミステリーかつスリラー映画。
地上波では絶対カットされるだろう映像や表現はあるものの、映画の醍醐味を味わえる納得の作品。
日本映画ぽくない部分も良さだと思える完成度。というか、韓国映画のリメイク。
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日本で唯一無二でこの主人公を演じられるのは藤原竜也で、彼のために作られた映画と言っても過言ではないと思います。(新撰組の沖田総司が懐かしい…)
彼の別作品藁の楯 (講談社文庫) [ 木内一裕 ]などに比べると後味も悪くなく、鍵となる法律や社会模様、マスコミなども無理しすぎず日本仕様に変えられていて、世界観にも違和感は抱かないかと。
序盤で「設定」を共有する際に「これを使うのだな」と一部勘づけますが、本筋ではなく物語の作り方も上手いです。
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この作品一番のポイントは、我々観客の「心の向き」が一気に変わる場面があります。
感動ではなく恐怖や怒りではあるものの、ここまで心を動かされる作品はやはり面白い。
ネタが肝の作品ですのでネタバレを避ける書き方をしましたが、わざわざ書くのですからもちろんお勧め。
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こちらは書籍
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著者:ひさなお
TOEIC満点、作家、投資家、IT企業グローバル人事、馬券師。
慶應義塾大学→UCLA→大手IT企業。
第3回マイナビ作品コンテスト最優秀賞受賞。
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